このところ勤労青年をやっております。
朝の7時半からブルゴーニュの某ドメーヌで畑仕事。
この時期は『Vendange』といって、実ったブドウを収穫し、ワイン醸造をスタートさせるのです。
おおよそ18時過ぎくらいまで、ブドウと土と戯れています。
こちらのブドウの木は、おおよそ腰くらいの高さの為、終始中腰か地べたに正座してブドウを摘んでいきます。
だいぶ慣れましたが、初日は気を抜くと弱音を吐いてしまうくらいつらかったです。
ブルゴーニュの家に着いたら、すぐさま『パリコレ』のコレクション写真を整理して編集部へ送ります。運良くコレクション写真がメゾンやプレスから送られてきていれば良いのですが、そうでなければ催促のメールを送らなければなりません。
コレクションの写真は大量かつ大容量になるため、メールで添付するわけにはいかず、サーバーにアップロードしないとならないのですが、それがまあ遅い。
日本のように光回線が整っているわけではないので、ダウンロードもアップロードにもとてつもない時間が掛かるのです。
ダウンロード中やアップロード中の待ち時間を使って、食事したり、シャワー浴びたり、ブログ書いたりと、あれやこれやを同時進行。
すべての作業が終える頃は、午前様になっていることもしばしばあり、すぐに寝ないと次の日の畑仕事に差し支える…。
そんな勤労を通り越して、過酷な毎日をおくっております。
これが、世に言われる『デスマーチ』か…。