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ブルゴーニュでブドウの収穫をやってみた!その2

今回は収穫に必要なものをご紹介しましょう。
ボクも今年が初めてだったので、準備が行き届かずちょっぴり不便さを感じたので、来年の為にもしっかりと準備しておこうと思っています。

ちなみに、ブドウを摘むためのハサミや収穫したブドウを入れるバケツ生産者側が用意してくれます。

 

1:手袋

フランス人の慣れている方は素手で作業していますが、おすすめしません。葉っぱを掴み落としたり、枝をかき分けてブドウを摘んだりするので、絶対怪我します。
今回、ボクは軍手を用意したのですが、半日持ちません!ブドウの果汁や土、水滴ですぐにビショビショになっちゃいます。
また、軍手のような粗目の繊維だと、枝に引っかかってすぐに穴が開きます。
農業や菜園用のゴムや皮革の作業手袋が一番だと思いました。

 

2:長靴か作業しやすいエンジニアシューズ

ボクは運動靴で作業しましたが、おすすめしません。この時期は必ず朝露が降りるため、土は湿っているし、雑草に水滴がついていて、すぐにグショグショになってしまいます。
また、土は粘着質な為、ソウルの隙間に入った土がなかなか落とせませんし、水で洗い流す時に水が靴の中まで入ってきます…。
収穫が9月の前半であれば気温も高いので、ショートブーツ仕様がおすすめ。9月末の場合、少し朝は冷え込むので、ロングブーツ仕様をおすすめします。

 

3:着替え用のクロックスやサンダル

収穫に参加される方は、ご自身の車か誰かに送り迎えをお願いするかになると思いますが、作業後の靴で車に入るとかなり汚れます。
なので、替えの履物は用意したほうが無難です。
どなたかの車に同乗するときの気遣いにもなります。

 

4:作業用のワードローブは最低3日分

天候にもよりますが、かなり泥んこまみれになります。また、汗もかくので連日作業する方は3日間分の作業用ズボンや上着を用意しておきましょう。
一日しっかり作業した後に洗濯の余裕がないときもありますし、こちらはあまり乾燥機がないので、次の日までには乾きません。
また、防水系の素材もおすすめします。朝露や急な雨の時にカッパを着る余裕はありません。

 

5:ウエストポーチ

荷物は基本的には車に置きっぱなしだったり、畑の片隅に置いておけるのですが、急な雨で荷物が濡れてしまったり、必要な時に車に取りに行っている時間はありません。
また一応貴重品は自身で管理する方が良いでしょう。

ポケットに入れておけばと思う方もいるのですが、立ったり座ったりを繰り返すので、結構ポケットに物が入っていると邪魔です。あとチャック付きでないと落とす危険性もあります。

リュックサックはおすすめしません。ドメーヌによってはバケツを背負うこともありますし、かなりしゃがんでブドウを摘むのでリュックサックは安定しません。

大体収穫時に持っていくものといえば、小さいお財布写真用にもスマートフォン車の鍵などですから、ウエストポーチが一番しっくりとくると思いました。写真撮るときにも、サッと出せますし。ウエストポーチだと上着で覆ってしまえば急な雨にも対処できますからね。

 

6:各自で考えを巡らせてください

・ 畑には『トイレ』はありません。不足に備えてください。

・ 水は休憩中にもらえますが、潔癖の方はマイボトルを。

・ 生産者の目もありますので、タバコの『ポイ捨て』は控えてください。

・ 怪我する方もいるので、絆創膏や消毒液も必要であれば。

・ かなり筋肉痛になるので、バンテリンなども。

・ 腰痛持ちの方は、コルセットベルト

・ 軽度の腰痛の時には、痛み止めは有用です。

 

今回、ボクが収穫を経験して考えたことですから、この他にも準備した方が良いものはあるでしょうが、一応の備えとして考慮ください。

次回は、収穫するときの注意点などをお送りします。

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