衛生パス / Pass Sanitaire
フランスに入国して絶対に必要になるのが『衛生パス / Pass Sanitaire』です。
これはワクチンを2回接種した人、72時間前のPCR検査で陰性の人を証明するパスポートになります。
日本のワクチン接種証明書のフランス版(ヨーロッパ諸国共通)と思ってください。
紙ベースとスマートフォン用のアプリタイプがあり、これらのどちらかを掲示しないと、レストラン、カフェ、バー、観光施設、大型商業施設に入店できません。
感染者数の低下に伴い、少しずつ緩和されてきていますが、生活するうえで必須なレストランやカフェは絶賛継続中です。
入店・入場する前に、店員や係員が上記の衛生パスに記載されている『QRコード』を読み取り、確認されれば入店・入場が許可されます。
日本のワクチン接種証明書は使用できるのか?
厳密にいえば、いまのところ日本のワクチン接種証明書はフランス国内では有効な証明書と認可されていないため、上記施設への入店はできないと大使館などは発表していますが、実際はそんなに厳しくありません!
英字記載でワクチン接種日時が記載されているもの(14日間経過済必須)、陰性証明(72時間以内必須)があれば、ほとんどの施設に入ることができます。
ボクは日本で2回のワクチン接種をおこなったので、帰国当初はフランスの衛生パスを所持していなかったのですが、レストランやカフェの入場を断られることはありませんでした。
しかし、フランスで生活をしていながらフランスの衛生パスを持っていないのも不便ですし、日本のワクチン接種証明書にはフランス国内(ヨーロッパ共通)に対応した『QRコード』が記載されていない為、その都度『ワクチン接種日時』の確認をしてもらったり、日本語・英語の翻訳を伝えたりするのが非常に煩わしいので、現在はフランスの衛生パスを取得しています。
次回はフランスの衛生パス取得の裏技をお伝えします。