夏のバカンスやフランス国内の新型コロナウイルス対策のロックダウンによって不自由を強いられ日本へ帰国していた人も多いはずです。
また、フランス国内のロックダウンが明け、出張者や観光客への入国制限も緩和され、フランスへの渡航予定もたてやすくなりました。
さらに、日本帰国時に課せられていた『3日間の施設隔離』もフランスからでは免除となったことで、フランス好きの人達は居ても立ってもいられないのではないでしょうか?
そこで、この夏、フランスに帰国・入国した際の内容を紹介したいと思います。
【準備編】
1:渡仏をする2週間以上前に必ず『ワクチンは2回接種』しておくこと。
これは非常に重要で、現地にてレストランやカフェなどの飲食店施設に入る前に必ず『衛生パスポート』の提示を求められます。
その際、2回目のワクチン接種から『14日間以上』経過していないと、入店を断られる可能性があります。
2:2回目のワクチンを接種したら、すぐに『ワクチンパスポート』を取得すること。
これは現住所(ワクチン接種券発行の都市)の区役所、市役所などに申請します。
申請してから発行までに1週間ほど掛かります。郵送でしか申請できない地方自治体もありますので、注意ください。
備考:外務省発行のフランス旅行者用『ワクチンパスポート』は必要か?
友人が何人か申請しましたが、まだシステムがうまくいっていないのか、連絡が滞ったようです。
また、地方自治体発行の『ワクチンパスポート』よりも飛行機の往復チケットなど提出書類も多いため、私見ではありますが不要かな?と思っています。
3:航空券の手配は余裕をもって準備すること。
フランス滞在を便利にするため『ワクチンパスポート』が必要な為、発行までの日数を計算してください。
また、現在でも航空会社によっては搭乗人数などに制限をしている可能性もあるので、渡航までに十分な準備をしてください。
4:宣誓書をダウンロードし、記入しておくこと。
フランスの滞在許可証を持っている方は免除なのかもしれませんが(僕は提出していません)、旅行者は入国の際に宣誓書の提出を求められる可能性がありますので、ダウンロードし記入しておきましょう。
宣誓書のダウンロードはこちら
※ページの一番下にDownloadとありますので、それをクリックしてください。
5:万が一の為の保険を確認すること。
ワクチンを接種していても、新型コロナウイルスに感染しないわけではありません。
現地で感染し、体調不良や高熱がでた場合、フランスの病院にいかなければなりません。
その場合、日本の『健康保険』は使えませんので、現地の医療費をしっかりと賄ってくれる保険でないと多額の出費となります。
わたしの友人のフランス人は、日本で体調を壊し病院に行ったのですが、請求額12万円という医療費の支払いを求められました。
他にも準備したほうが良い事柄はありますが、この時期に海外旅行や渡仏を計画される方は、おおよそ旅のエキスパートだと思いますし、現地にもご友人などもいらっしゃるでしょうから、各自のご判断で準備をしてください。
次回は日本での出発とフランス到着編をお送りします。